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THE 4TH ALBUM REVIEW

THE 4TH ALBUM REVIEW_d0067357_2046131.jpgやっと届きました。4集『MIROTIC』。
CDが届いた瞬間は無性に戸惑いました。
待ちわびていた割に、いざいつでも聴けるという状況になると、
心の準備が出来ていなかったことに気づいたためです。
そのため、届いた日はずっとCDを眺めていました。
翌日になって勇気を出して聴いてみました。
まず音楽番組を通じて聴いていたのは4曲。
(MIROTIC、HEY!、Love in the Ice、넌 나의 노래)
それ以外は前情報も仕入れず、まっさらな気持ちで聴くことができました。

以下、いつも通り個人的観点からの感想です。
初聴きのメモなので、今の感情とは違う曲もあり。
それもご愛敬ってことで。





1-MIROTIC
初めて聴いたときは違和感を感じた。
慣れない、慣れない、慣れない・・・と思いながらも何度も聴くうちに洗脳されていた。
さすが迷路。はまったら抜け出せない。
パフォーマンスもツボがいっぱいで、何度も見返してます。

2-Wrong Number
煙をくゆらせた空間。ゆがみ。曲線。レーザービーム。
頭の中をこんな言葉たちが浮んだ。
共通するのは行き先が読めないってこと?
四方を固められた箱の中で壁を叩き続けている。
そんな諦めにも似た足掻き。

3-노을...바라보다
ジュンスが作詞。でもまだ歌詞は見てない。
でもオレンジ色の夕焼け空が頭に浮かんだから、真意は伝わってきてると思う。
この曲は息遣いまで丁寧に演出されている。
終盤、一瞬の静寂。そしてジュンスの声。
現実と回想。ひとの内面に同居する感情の交差を感じる瞬間だった。
ジュンスくん。相変わらず口から魂が出てきそうな歌を届けてくれてありがとう。

4-CLAZY LOVE
タイトルからは激情を高々に歌い上げる系だと思ってたのに、全然違った。
可愛らしい曲で気に入った。ぽんぽん跳ねてるボールみたい。
週末。昼下がりに好きな人と一緒にお買いもの。
ポップな柄や色とりどりの洋服を選びながら街を闊歩する、そんな感じ。

5-HEY!
ユ・ヨンジーン!
カムバック舞台を見た時は「ちょっと地味?」って思ったけど、頭を離れない中毒性がある。
わたしは強気な、挑発的な曲が好きなのでぴったりはまった。
鋭いというよりも鈍く、重いジャブの連続。
吠える。噛みつく。前のめり。

6-넌 나의 노래
難しい歌を歌うなぁ、と「キム・ジョンウンのチョコレート」を見たときは思った。
爽やかだし、歌詞も可愛いし、何よりもタイトルが良い。
今のところ口ずさむ曲NO.1。

7-무지개
お、新しい。
車窓をよぎって行くネオン、夜の匂い。そして洗練された男の人。
さらっとジャケットはおって「ドライブ行こうか」、って言われたらついて行きそうな(笑)
なんか肩肘張ってないかっこよさがこの曲にはある。

8-낙원
ごめん。聴いている間に雑念が入ってくるくらい苦手な部類・・・。
音が少ないだけに実力ある人じゃ歌えないってことは分かる。
今後聴きこめば変わるかな。

9-악녀
タイトルから想像した通り、妖しい雰囲気を醸し出している。
サビがすごい好き。
手を触れてはいけないショーガールが誘惑してるイメージ。

10-Flower Lady
イントロからちょっと苦手意識を持って構えてしまった。
でも、そこまで苦手じゃなかった。
イヤホンで聴くと楽しいだろうな、と思った曲。今後に期待。

11-잊혀진 계절
「あ、ソロだった。」と2番で気づく。
ジェジュンの綺麗な声が十分楽しめる曲。慈しみを感じる。
息継ぎが気にならなくなったなぁ。

12-Love in the Ice
大切に思っている曲は頻繁に聴けない、というちょっと変な信念を持っているわたし。
「明日はくるから」と同様この曲も、好きなのに聴きこむことはしていなかった。
でも、韓国語になってこの曲は「大切だからいっぱい聴く曲」にチェンジ。
この曲は今回のアルバム制作にあたって色々試して、色々感じて出来た曲じゃないかな。
4集の到着点というか、この曲が今の彼らにおけるスタンダードだと感じた。

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全部通して聴いた感想。
この人とこの人の声はイマイチ、相性が悪い、とかがない。
どの組み合わせでも大丈夫、っていうのは東方神起のすごいところだ。
今回は新しいものを、成長した姿を、という気持ちが存分に込められていると思う。
今までなかったようなジャンルも挑戦してるし、飽くなき向上心は素晴らしいです。
生で聴きたいな、と思う曲は今のところそんなにないんだけど、
実際に聴いたらひれ伏して前言撤回するだろうという余地が十分にある。
1度や2度じゃ真価を判断できないのは確かなので、いっぱい聴いて愛したいと思ってます。

ユノの歌唱法に関しては戸惑ったけれど、色々な声を試してベストを追及してるんでしょう。
もちろん慣れないだけで嫌いじゃない。
もともと柔らかい声を持ってるし、言葉を大切にするゆえでもあると思うし。
まだまだ発展途上の段階だと思ってます。
だからいっぱい試して欲しい。

by ahyoomee | 2008-10-13 21:56 | tvxq